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日本では社会保険として公的介護保険制度と公的医療保険制度が設けられています。これらの保険対象となる場合、それぞれの利用区分や違い、併用の可否などがわかりにくいと感じることもあるでしょう。
原則として、公的介護保険と公的医療保険は併用できません。両方が対象になる場合は、公的介護保険が優先されます。
この記事では、公的介護保険・公的医療保険の概要や違いを解説します。また、公的介護保険と公的医療保険の併用可否、民間介護保険・民間医療保険との違いについても解説します。
要介護度 |
利用限度額 |
要支援1 |
5万320円 |
要支援2 |
10万5,310円 |
要介護1 |
16万7,650円 |
要介護2 |
19万7,050円 |
要介護3 |
27万480円 |
要介護4 |
30万9,380円 |
要介護5 |
36万2,170円 |
公的介護保険制度と公的医療保険制度は原則として併用できず、両方を利用できる場合は公的介護保険が優先されます。 ただし公的介護保険は、要介護認定を受けている場合のみ利用できます。
公的介護保険を利用すると介護サービスにかかる自己負担額を抑えられるほか、負担限度額を越えた場合に超過分が払い戻される高額介護サービス費などの制度もあります。しかし、自己負担額や公的介護保険でカバーしきれない費用を考えると不安に思う人も少なくないでしょう。そのような場合は、民間介護保険に加入して介護費用の負担に備えておくと安心です。
公開日:2024年12月13日