所定の認知症とは?

 
※「認知症高齢者の日常生活自立度判定基準」と症状・行動の例(平成5年10月26日厚生省(厚生労働省)老健第135号厚生省老人保健局福祉局長通知)
ランク 判定基準 症状・行動の例
何らかの認知症を有するが、日常生活は家庭内及び社会的にほぼ自立している
  • 日常生活で困ることはほとんどない
日常生活に支障を来すような症状・行動や意思疎通の困難さが多少見られても、誰かが注意していれば自立できる
  • たびたび道に迷う
  • 買物、金銭管理などでミスが目立つ 等
日常生活に支障を来すような症状・行動や意思疎通の困難さが見られ、介護を必要とする
  • 着替え、食事、排便、排尿が上手にできない
  • 徘徊、失禁、大声、火の不始末 等
日常生活に支障を来すような症状・行動や意思疎通の困難さが頻繁に見られ、常に介護を必要とする
著しい精神症状や周辺症状あるいは重篤な身体疾患が見られ、専門医療を必要とする
  • 妄想、自傷、他害等の精神症状や精神症状に起因する周辺症状が継続する状態 等