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介護施設は種類によって入居条件やサービス内容、サポート体制などが異なります。施設で心地良く過ごすためには、入居を希望する方の状態に合った施設選びが重要です。
グループホーム(認知症対応型共同生活介護)は認知症の方が利用できる介護施設の一つです。少人数での入居が可能で、認知症ケアを専門とする介護職員が常駐しているなどのメリットがあります。
今回は、グループホームの概要やメリット・デメリット、費用、選び方などを解説します。ぜひ参考にしてください。
認知症の方にケアを提供する「グループホーム」
要介護度 |
月当たりの 介護サービス費 |
月当たりの自己負担額 |
||
1割負担 |
2割負担 |
3割負担 |
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要介護1 |
27万1,480円 |
2万7,148円 |
5万4,296円 |
8万1,444円 |
要介護2 |
28万4,290円 |
2万8,429円 |
5万6,858円 |
8万5,287円 |
要介護3 |
29万2,360円 |
2万9,236円 |
5万8,472円 |
8万7,708円 |
要介護4 |
29万6,330円 |
2万9,633円 |
5万9,266円 |
8万8,899円 |
要介護5 |
30万3,120円 |
3万312円 |
6万624円 |
9万936円 |
種別 |
概要 |
介護付有料老人ホーム |
生活支援や食事サービスに加えて、身体介護やリハビリテーション、レクリエーションなどのサービスを提供する施設です。 |
住宅型有料老人ホーム |
生活支援や食事サービスなど、日常生活に必要なサービスを提供する施設です。介護サービスは提供されません。介護サービスが必要な場合は、別途サービス業者と契約する必要があります。 |
健康型有料老人ホーム |
自立した高齢者向けの施設です。生活支援や食事サービスなどに加えて、健康維持のための施設を提供しています。要介護になると、退去を求められる場合があります。 |
種別 |
概要 |
一般型 |
介護をそれほど必要としない方向けの施設です。安否確認と生活相談を義務付けサービスとし、施設によっては、食事の提供や清掃等の家事支援、健康に関する相談などのサービスをオプションで受けられます。 |
介護型 |
特定施設入居者生活介護の指定を受けた施設です。日常的に介護が必要な方も入居でき、食事や入浴の介助、介護・看護サービスを受けられます。 |
グループホームは認知症の方を支援する体制が整っており、認知症ケアを受けたい方におすすめの介護施設です。施設の設備や雰囲気、費用などを比較しながら、自分に合った施設を探してみてください。
認知症の方が入居できる介護施設には、介護老人福祉施設や有料老人ホームなどもあります。施設によって特徴が異なるため、メリット・デメリットを理解したうえで入居先を選びましょう。
介護施設への入居にあたっては、事前に資金計画を立てて、介護にかかる費用を無理なく支払えるようにしておくことが大切です。
公開日:2024年9月9日