介護に対する不安

調査結果を見ると、多くの方が介護への不安を抱えていることがわかります。
いまや介護は、誰にとってもより身近なものになりつつあるといえるでしょう。

自分の介護に対する不安

自分の介護に対して不安があると感じている方が約9割を占めています。
その不安の内容として、多くの方が「介護を担う家族の肉体的・精神的負担」「公的介護保険だけでは不十分」などをあげています。

(公財)生命保険文化センター「令和元年度 生活保障に関する調査」より当社で作成

親などの介護に対する不安

親などの介護をする場合の不安の有無について、不安があると感じている方が多く、約8割を占めています。
その不安の内容として、大半の方が介護をする自身の負担が大きくなることのほか、時間が拘束されることをあげています。

(公財)生命保険文化センター「令和元年度 生活保障に関する調査」より当社で作成

公的介護保険に対する意識

将来、自分が要介護状態になった時に、公的介護保険があれば、それだけで安心なのでしょうか?必要な介護費用をすべて公的介護保険でまかなえると思っている方はわずか10%程度。8割以上もの方が、介護費用を公的介護保険でまかなえるとは思っていないことがわかりました。

(公財)生命保険文化センター「令和元年度 生活保障に関する調査」より当社で作成

淑徳大学 総合福祉学部
教授 結城康博

1969年生まれ。淑徳大学社会福祉学部卒業。法政大学大学院経済学研究科博士前期課程修了、法政大学大学院政治学研究科博士後期課程修了。地方自治体にて介護職、ケアマネジャー、地域包括支援センター職員として勤務。厚生労働省の社会保障審議会介護保険部会委員を務めた実績を持つ。著書には『在宅介護-自分で選ぶ視点』『介護破産-働きながら介護を続ける方法』『正義と福祉-競争と自由の限界 』『親の介護でパニックになる前に読む本 』『介護職がいなくなる-ケアの現場で何が起きているのか 』など。介護のエキスパートとしてメディアにも多数出演。

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