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お酒を好む方のなかには、「お酒は認知症に影響をおよぼすの?」「アルコール性認知症の原因や症状にはどのようなものがあるの?」といった疑問を持つ方もいるでしょう。
多量のアルコール摂取は、認知症のリスクを高める可能性があります。
今回は、アルコール性認知症の概要や原因、おもな4つの症状や治療法などについて解説します。
アルコール性認知症とは?
お酒の種類 |
アルコール度数 |
純アルコール量 |
ビール (中瓶1本500ml) |
5% |
20g |
清酒 (1合180ml) |
15% |
22g |
ウイスキー・ブランデー (ダブル60ml) |
43% |
20g |
焼酎 (35度・1合180ml) |
35% |
50g |
ワイン (1杯120ml) |
12% |
12g |
アルコールの多量摂取は、認知症リスクを高める可能性があります。
アルコール性認知症は、原因としてビタミンB1の欠乏による栄養障害や脳血管障害などがあげられます。なかでもウェルニッケ・コルサコフ症候群は改善が難しく、そうなる前に対策を講じる必要があります。
アルコール性認知症のおもな症状は、記憶障害や作話、見当識障害、精神症状などがあり、治療するためには、断酒や食事療法、薬物療法、生活スタイルの改善などが必要になります。
アルコール性認知症を予防するためにも、適度なアルコールの摂取量を守りながらお酒を楽しみましょう。
公開日:2024年3月29日