「最近、親が同じことを何度も話すようになった」「自分の物忘れが増えてきた」というような変化に気付いたとき、「もしかして認知症?」という不安が頭をよぎる方は少なくないのではないでしょうか。
認知症かどうかは、医師が問診・検査・日常生活への影響などを総合的に評価して診断します。1つの検査の結果だけで決まるわけではなく、「どこからが認知症なのか」には医学的な診断基準が存在するのです。
当記事では、認知症の診断基準の考え方や、診断で確認される具体的なポイント、使われる検査の種類、受診を考えるタイミングの目安について解説します。

認知症の診断は、認知機能の低下と日常生活への支障の両面を総合的に判断して行われます。1つの検査だけで決まるわけではなく、問診・認知機能テスト・画像検査・家族からの情報などが組み合わされます。
確認されるポイントは、認知機能が以前より低下しているか、日常生活に支障が出ているか、ほかの疾患の影響ではないか、の3点です。また、認知症と似た状態であるMCIは、早期に発見して対応することで改善が見込める可能性があります。
「最近、なんとなく気になることがある」と感じたら、受診をためらわず、まずはかかりつけ医に相談してみましょう。

公開日:2026年5月22日