若年性認知症とは、65歳未満で発症する認知症を指します。若年性認知症の推定発症年齢の平均※は54.4歳です。
出典:地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター研究所 『「わが国における若年性認知症有病率・生活実態把握」に関する調査研究報告書』(2020年)より朝日生命で試算
【年齢別】認知症の有病率はどれくらい?
【65歳以上】認知症の有病率
年齢 |
全体 |
男性 |
女性 |
65歳~69歳 |
1.5% |
1.5% |
1.6% |
70歳~74歳 |
3.6% |
3.4% |
3.8% |
75歳~79歳 |
10.4% |
9.6% |
11.0% |
80歳~84歳 |
22.4% |
20.0% |
24.0% |
85歳~89歳 |
44.3% |
35.6% |
48.5% |
90歳以上 |
64.2% |
42.4% |
71.8% |
出典:厚生労働省 第97回社会保障審議会介護保険部会(令和4年9月12日)参考資料 地域包括ケアシステムのさらなる深化・推進(2)
【18歳~64歳】若年性認知症の有病率
年齢 |
人口10万人当たり有病率(人) |
推定患者数 (万人) |
||
男 |
女 |
総数 |
||
18歳~19歳 |
1.6 |
0.0 |
0.8 |
0.002 |
20歳~24歳 |
7.8 |
2.2 |
5.1 |
0.037 |
25歳~29歳 |
8.3 |
3.1 |
5.8 |
0.045 |
30歳~34歳 |
9.2 |
2.5 |
5.9 |
0.055 |
35歳~39歳 |
11.3 |
6.5 |
8.9 |
0.084 |
40歳~44歳 |
18.5 |
11.2 |
14.8 |
0.122 |
45歳~49歳 |
33.6 |
20.6 |
27.1 |
0.209 |
50歳~54歳 |
68.1 |
34.9 |
51.7 |
0.416 |
55歳~59歳 |
144.5 |
85.2 |
115.1 |
1.201 |
60歳~64歳 |
222.1 |
155.2 |
189.3 |
1.604 |
18歳~64歳 |
57.8 |
36.7 |
47.6 |
3.775 |
出典:厚生労働省「若年性認知症の実態等に関する調査結果の概要及び厚生労働省の若年性認知症対策について」(2009年3月)
認知症の初期症状とは?
認知症の種類 |
初期症状 |
|
物忘れ 怒りやすくなる 片付けが苦手になる 時間や場所の感覚が衰える 趣味などへの興味が薄れる 匂いに鈍くなる |
(障害が生じた血管の場所により症状が異なる) |
物忘れ 感情のコントロールが難しくなる 記憶力、理解力、計算力などの障害 嚥下機能の低下 排尿障害 歩行障害 運動麻痺 抑うつ症状 |
|
パーキンソン症状(手足の震えなど) 幻視 妄想 軽度の物忘れ 抑うつ症状 レム睡眠期行動異常症 嗅覚異常 便秘 |
|
身だしなみに無頓着になる 同じ言動を繰り返す 社会性が低下する 人格が変化する 非常識な行動をする 失語 感情移入や共感ができない |