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みなさんのなかには、自分や家族の物忘れが増えてきたように感じている方や、中高年層になって認知症などの不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。
認知症の疑いがある場合、認知症の初期症状にどのようなものがあるのか、また自分の症状は認知症に当てはまるのか簡易的なチェックリストで確認しておきたいところです。
一般的に以下のような傾向が見られる場合は、認知症の初期症状が現れ始めているおそれがあります。
・同じ内容を何回も聞いたり同じものを何度も購入したりする
・テレビや他人との会話の内容をすぐ理解できない
・怒りっぽくなった など
少しでも認知症の初期症状チェックリストに当てはまるものがあった場合は、食事や運動習慣の見直しなどによって予防・対策することが大切です。
この記事では、認知症の初期症状チェックリストを確認しながら、どのような症状があるのか紹介しますので、ぜひご自身でもチェックしてみましょう。併せて、認知症の分類別に症状の特徴や、対策方法・予防方法についても解説していきます。
認知症の初期症状 | 症状の具体例 |
---|---|
記憶障害 | 同じ内容を何回も聞く、同じものを何度も買う |
見当識障害 | 今日の日付がわからない、通り慣れた道で迷う |
実行機能障害 | 料理の手順や使い慣れた家電の使い方がわからなくなる |
理解力・判断力・集中力の低下 | テレビの内容が理解できない、横断歩道を渡るタイミングがわからない |
感情の変化(うつ状態) | やる気が出ない、物事への興味関心が薄れてきた |
性格が変わる | 怒りっぽい性格になった、人付き合いが減った |
上記に当てはまるものがある場合は、認知症の進行が始まっているかもしれません。
ただし、認知症と一口にいっても、「アルツハイマー型認知症」や「レビー小体型認知症」など、さまざまな種類があります。認知症の種類によって発現する初期症状も異なるため、認知症の疑いがある場合は、1人で抱え込まず専門医に相談してください。
また認知症は、食生活の見直しや運動の習慣化、認知トレーニングなどを行なうことで、予防・症状の進行抑制効果が期待できます。
将来的に認知症になるのを予防したい場合や、症状の進行を抑えたい場合は、今回紹介したような対策方法を実施するのもおすすめです。
公開日:2023年6月30日