※厚生労働省「平成27年度介護保険事業状況報告(年報)のポイント」より
まずは「自分はどのような介護を希望しているか」について考えてみましょう。自分の考えを紙に具体的に書き出し、それぞれのメリット・デメリット、考えるべきことや知っておくべきことをリストアップします。自分の介護へのイメージを掘り下げることで、自分の希望をより明確に把握することができます。
慣れ親しんだ環境で自分のペースで暮らせる。大勢の中で暮らすのが苦手な人は、ストレスを感じなくて済む。
家族や親族の介護の負担が大きい。住環境によっては、狭い・暗い・急な階段があるなど不便さを感じることもある。介護度が進んだ場合は、自宅介護が継続できずに施設に入らなければならない可能性も。
介護認定を受けていれば、介護保険を利用して、介護に関わる自宅改修費の9割(上限18万円)の支給を受けられる可能性があります。
※厚生労働省「介護保険における住宅改修」より
家族・親族への負担を考えずに済む。常にプロのスタッフが見守ってくれるので安心。集団生活なので、寂しさや不安が軽減される。
自宅介護に比べ、金銭的負担が大きい。生活環境が大きく変わり、ストレスになる可能性がある。集団生活のルールが窮屈に感じる場合もある。
他の人は自分の介護に対してどのように考えているのか、内閣府が実施した世論調査の結果を見てみましょう。
※出典:内閣府大臣官房政府広報室 平成22年9月 介護保険制度に関する世論調査/内閣府政府広報室 平成27年10月 「認知症に関する世論調査」の概要より
自分が希望する介護生活を実現させるためには、元気な今のうちから準備を進めておくことがポイントです。いざ要介護となった時に慌てることがないよう、早速今日から少しずつ取り組んでみましょう。
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