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家族の介護が必要になったり、自分の老後について調べたりしていくと目にする、「介護認定調査」とは何でしょうか。
介護認定調査とは、対象者の要介護度を判断するために、市区町村の認定調査員が実施する聞き取り調査のことです。認定調査員が自宅などを訪問し、対象者の身体機能や生活の状況、認知機能などを幅広く調べます。
当記事では、要介護認定の流れや介護認定調査の概要、おもな調査項目を解説するとともに、介護認定調査前に準備すべきことや、調査当日のポイントも紹介します。
介護認定調査について詳しく知りたい方はもちろん、すでに介護認定調査を受けることが決まっている方も、ぜひ参考にしてください。
分類 |
調査項目の内容例 |
身体機能・起居動作 |
• 麻痺があるか |
生活機能 |
• 移動・移乗できるか |
認知機能 |
• 意思の伝達ができるか |
精神・行動障害 |
• 被害妄想・作り話をするか |
社会生活への適応 |
• 薬を内服できるか |
その他 |
• 過去14日間に受けた医療について |
介護認定調査は、要介護認定を受けるうえで欠かせない調査です。市区町村や委託先の認定調査員が自宅などを訪問し、聞き取りによる概況調査と基本調査を行います。
調査項目や流れを事前に理解しておくことで、当日にスムーズに対応できます。本記事や認定調査票を参考に、どのような質問がされるのかをあらかじめ確認しておくとよいでしょう。
介護認定調査には家族も同席したうえで、質問に正直に・正確に答えることや、困っていることは遠慮なく伝えることが大切です。家族やご自身が、将来的に介護が必要になった場合に備え、介護認定調査の前に準備すべきポイントなどを理解しておきましょう。
公開日:2024年11月11日