親の体調の変化にすぐに気付ける
夜間の様子も観察しやすく、気になったときはすぐに目で見て確かめられるため安心です。親の様子を毎日観察していれば、ちょっとした様子や体の変化にも気付けるため、状態によっては病院の受診も勧められます。
家事や育児の一部を任せられる
家事で忙しく手が離せないようなときでも、親に子どもの面倒を見てもらえることは大きな助けとなるでしょう。つい目を離して子どもが怪我したり事故に遭ったりするリスクも低くなり安心です。子どもが病気のときでも、親に預けて夫婦ともに仕事ができるメリットもあります。
ただし、高齢の親に負担の大きい家事や育児は任せられない点には注意が必要です。特に、介護の度合いが大きい場合や認知症の場合は、家事や育児をサポートしてもらうのは困難でしょう。
経済的な負担が軽くなる
光熱費も別々に暮らしている場合よりも、同居して折半する支払い額のほうが安くなるでしょう。食費も折半できます。同居して自ら介護するとなれば、介護サービスの利用料も抑えられるでしょう。また、親を扶養家族にすれば税金の控除が得られる場合もあります。