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介護保険制度は難しく感じられるかもしれませんが、老後に備えて現役世代のうちから正確に把握し、必要に応じて任意保険を検討することは大切です。
公的介護保険は40歳から全員が加入する制度です。介護保険料を支払うことで、おもに65歳以上から介護が必要になったときにさまざまなサポートを受けられます。
この記事では、介護保険料は何歳から何歳まで支払うのか、介護保険料を支払うことでどのようなサービスを利用できるのかなどの点について解説します。
介護保険制度とは?3つのポイントをわかりやすく解説
所得割+均等割+平等割+資産割=介護保険料
所得割:(総所得 - 基礎控除額)×介護保険料率
均等割:市区町村が被保険者個人に割り当てた保険料
平等割:世帯ごとに割り当てられた金額
資産割:世帯加入者の固定資産税額×料率
標準報酬月額(もしくは標準賞与額)×介護保険料率=介護保険料
標準報酬月額:毎年4~6月の給与平均額(交通費や残業代等の各種手当を含む)を全50等級の区分に当てはめた金額
標準賞与額 :税引き前の賞与総額から千円未満を切り捨てた金額
基準額×所得の段階別割合=介護保険料
基準額:市区町村が3年ごとに策定する「介護保険事業計画」で予測された3年間の保険給付費と、その地域に住む65歳以上の人数から計算された金額
所得の段階別割合:所得を段階に分けて決定した介護保険料率
介護保険料は40歳から支払いが開始され、65歳を過ぎても生涯支払い続けるものです。また、納付額は居住している市区町村や年齢による区分、所得などによって異なります。
介護保険は、きちんと納付を行っていれば、介護が必要になった際に大きな助けとなります。今一度ご自身の納付額などを確認し、老後に向けた人生設計にお役立てください。
公開日:2024年7月9日