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地域包括支援センターは、高齢者の生活に関する総合相談窓口です。
名前を聞いたことはあっても、「何をする場所だろう?」「どのようなことを相談できるの?」と具体的な利用方法を知らない方も多いのではないでしょうか。
当記事では、地域包括支援センターの役割やサポートをする専門家を紹介します。併せて、地域包括支援センターに相談できることや利用方法も詳しく解説しますので、介護予防や介護サービスに関心のある方は、ぜひ参考にしてください。
【地域包括支援センターに寄せられた相談と対応事例
相談内容 |
対応 |
高齢による足腰の衰えで、最近家事をするのが難しくなった |
職員が自宅訪問し、訪問介護の生活援助を提案した |
父親が入院しており、一人暮らしなので退院後の生活が心配 |
相談員がケアマネジャーを紹介すると同時に、介護サービスを利用するための申請も進めた |
家族の物忘れの症状がひどくなったが、病院の受診を拒まれて困っている |
相談員が本人と面会。医療機関やデイサービス職員とも連携し、通院やデイサービスの利用までをサポートした |
近所で一人暮らしをする高齢の親族が心配 |
職員が自宅を訪問。地域住民や医療・介護職と連携して、定期的な見守りや受診の支援を手配した |
高齢者が虐待を受けている可能性があるがどうしたらよいか |
職員が自宅訪問し虐待があったことを確認。介護負担によるストレスが要因と判断し、介護施設への入居を提案。必要な手続きをサポートした |
地域包括支援センターは、高齢者が安心して暮らせるよう、あらゆる困りごとに関する相談を受け付けている総合相談窓口です。主任ケアマネジャーや保健師、社会福祉士などの専門家が、悩みに対する解決方法の提案や必要なサービスの紹介をしてくれます。
利用対象者は65歳以上の方とその家族や親族、高齢者支援にかかわる人です。困りごとがある方は、地域包括支援センターに相談してみてはいかがでしょうか。
公開日:2025年4月8日