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認知症の方は脳の認知機能が低下しているため、コミュニケーションをうまく取れない場合が多くあります。認知症の方と接する際、コミュニケーションのポイントを知っておかなければ、トラブルになったり認知症の症状を悪化させたりするかもしれません。
認知症の方とコミュニケーションを取るときは、否定せず共感し、耳元でゆっくり話すなどのポイントを押さえることが大切です。
本記事では、認知症の方とのコミュニケーションのコツと、ケース別の具体例を解説し、より良いコミュニケーションのために介護者ができることを紹介します。
認知症の方と向き合うときの考え方
パーソン・センタード・ケア |
認知症の方の感情に寄り添い、理解することを重視する考え方 |
バリデーション |
要介護者が自尊心を取り戻すことを目標とし、あるがままの状態や感情を認めることを基本とする考え方 |
ユマニチュード |
介護者と要介護者が平等であるという精神のもと、人間らしさを尊重する考え方。その人が持つ力を奪わないことを基本として介護を提供する側の心構えを定めている |
認知機能が低下すると、コミュニケーションをとるのが難しくなってしまいます。認知症の方とコミュニケーションする際は、認知症の方の気持ちに寄り添い、否定せず、ジェスチャーなどを取り入れながらゆっくりと話すようにしましょう。
症状別の対応方法を知っておくと、よりスムーズにコミュニケーションできるようになります。専門家とも協力しながら、認知症について深く知り、コミュニケーションしやすい環境づくりを心がけてみてください。
認知症の方と信頼関係を築くには、介護者の心身に負担がかからないようにすることも大切です。
公開日:2023年10月27日