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「認知症を患った高齢の親がいる」「自分が将来認知症にかかったとき子どもに負担をかけたくない」などのように、認知症に関する悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
認知症を完治させる治療法は現時点では発見されていないものの、作業療法によって進行を遅らせることはできる可能性があります。
作業療法は日常生活にかかわる活動を軸とした治療を施し、「その人らしい」生活を送れるようにサポートすることが目的です。
この記事では認知症における作業療法がどのようなものであるかを紹介するとともに、作業療法が求められる理由やその療法のポイントなどを解説します。
認知症に効果的な「作業療法」とは?
認知症治療には「薬物療法」と「非薬物療法」があります。作業療法は非薬物療法の代表的なもので、日常生活のあらゆる行為(作業)を通して「その人らしい」生活が送れるようサポートを行ないます。
効果的に継続するには本人のモチベーションが何より大切なので、周囲は治療を強要せず、本人のペースを粘り強く見守る姿勢で取り組みましょう。
家族だけで悩むのではなく、国家資格である作業療法士などの専門家に相談しながら実践すると安心感が得られるほか、より高い効果を期待できます。
公開日:2023年12月26日