※出典:厚生労働省『令和元年 認知症施策の総合的な推進について』
そのため、80代の認知症であっても、認知症の進行を早める要因を避け、進行を遅らせる対策をすることが大切なのです。
認知症の進行段階は大きく分けて4つ
前兆
また、MCIの状態であっても必ず認知症に進行するというわけではなく、その状態がずっと続くことや改善することもあります。
高齢の家族が認知症を発症した場合、認知症の進行も早いのではないかと不安になるかもしれません。しかし、認知症の進行を早める要因を避け、適切な対処をすることで、80代の認知症でも進行を遅らせることができます。
この記事では、認知症はどのように進むのか、症状を進行させる要因と遅らせる方法について解説します。認知症の進行について悩んでいる場合は、ぜひ参考にしてください。
80代では5人に1人が認知症。80代の認知症は進行が早い?
※出典:厚生労働省『令和元年 認知症施策の総合的な推進について』
認知症の進行は、病院での治療だけでなく、生活習慣の改善やトレーニングなどによって遅らせることができます。進行を遅らせる取り組みを長期的に続けることで、80代であっても、効果が期待できるでしょう。
ただし、80代になると体力が低下して運動しづらかったり、患者さんの性格によって向き不向きの内容があったりもします。無理な取り組みはストレスやケガ、別の病気につながるため、認知症の進行を遅らせたいからといって決して無理はしない、ということも大切です。
公開日:2023年7月24日