本人の清潔感が保たれ、リフレッシュできることはもちろん、介護する家族の負担の軽減にもなります。
訪問入浴介護サービスの利用条件
訪問入浴介護サービスを利用するための3つの条件
要介護1以上の認定を受けており健康状態に問題がなく、かつ主治医から入浴の許可を受けている方が対象となります。
条件を満たしたうえで、ケアマネジャーや地域包括支援センターに相談しケアプランの作成が完了したら、サービスの契約が可能です。
要支援者も条件つきで訪問入浴介護を受けられる
該当する条件は「自宅に浴室がない」「感染症などの理由で施設での入浴ができない」などです。
ただし、要介護者の訪問入浴介護サービスとは異なり、要支援者が受けるサービスは「介護予防訪問入浴」です。内容は訪問入浴介護サービスとほぼ同じですが、可能な限りサービス利用者本人に行ってもらうことを重視しているため、従事するスタッフの人数が少なくなるケースがあります。一方で、費用は抑えられるでしょう。
訪問入浴介護サービスの流れと所要時間
当日の流れ
① 入浴前の健康状態チェック
体調が優れない場合、部分浴や清拭に変更したり、必要であれば医療機関への誘導をしたりするなどの対応が取られます。
② 入浴の準備
③ 入浴・上がり湯
④ 着衣と健康状態チェック
⑤ 片づけ
サービス利用にかかる所要時間
時間配分の目安としては、入浴の準備までで20分前後、入浴で10分前後、入浴後から片づけまでで20分前後です。利用者の状態や処置内容によって時間は前後するため、サービス利用時には時間に余裕をもっておくとよいでしょう。