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親や親戚などの物忘れがひどくなっていると心配になったことはありませんか。加齢のためなのか、それとも認知症によるものなのか、気になる方も多いでしょう。
加齢による物忘れと認知症による物忘れにはそれぞれに特徴と相違点があります。
当記事では、加齢による物忘れと認知症による物忘れの違いや、それぞれの特徴を解説し、それを踏まえた物忘れへの対処法や予防方法も紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
加齢による物忘れと認知症による物忘れの違い
※165歳以上を対象として各年齢の認知症有病率が上昇する場合の数値を使用 内閣府「令和6年版高齢社会白書」より当社推計
※2厚生労働省「あたまとからだを元気にする MCIハンドブック」より、年間で10%の方が認知症に進行すると仮定して当社で試算
参考:厚生労働省老健局「認知症施策の総合的な推進について(参考資料)」
加齢による物忘れと認知症による物忘れとでは、忘れる内容や自覚の有無、学習能力への影響、感情の変化などに違いがあります。
物忘れや認知症は、食生活の見直しや適度な運動、質の良い睡眠、情報のアウトプットなどによって改善する可能性があります。趣味や習い事を楽しむことも効果的です。
また、物忘れをしてしまっている本人は、不安を感じていることも少なくありません。周りの方は、本人の気持ちに寄り添うことも大切です。また、日頃から物忘れに対し適切な対処法を考えておくことも意識しましょう。
認知症一歩手前の状態である「軽度認知障害(MCI)」も、おもな症状は物忘れです。早期対策を行うことで健常な状態への回復も期待できるため、検査を受けるなど適切な取り組みを心がけましょう。
公開日:2025年4月8日