要介護3になる基準と症状・受けられるサービス
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家族が認知症になり、介護サービスを利用したいと思いながらも、「体は元気なので要介護認定を受けられるのか不安」と感じている方も多いのではないでしょうか。
実は、体が元気な場合でも、認知症の状態によっては要介護認定を受けることができます。
この記事では、要介護認定の基準や流れ、申請時のポイントを解説します。また、本人に認知症の自覚がない場合の対処法や利用できる介護サービスの種類も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
認知症の方は要介護認定を受けられる?
1.訪問調査 |
認定調査員が自宅を訪問し、本人の心身の状態、日常生活の状況、住環境などを調査します。 |
2.一次判定 |
訪問調査の結果と主治医意見書の記載内容を、コンピュータに入力して判定します。 |
3.二次判定 |
介護認定審査会と呼ばれる保健・医療・福祉の専門家で構成された機関が、一次判定の結果をもとに審査を実施します。 |
4.認定結果通知 |
介護認定審査会で審査した結果に基づき要介護度が認定され、本人に通知されます。 |
介護サービスの利用には、要介護認定を受けることが必要です。認知症の方も、体が元気な場合でも、介護が必要と判断されれば要介護認定を受けられます。
ただし、生活の困りごとや介護の実情を、認定調査員に正確に伝えられない可能性があります。スムーズな要介護認定のためには、認定調査での家族のサポートや、かかりつけ医との日頃からのコミュニケーションが重要です。
また、認知症の方は要介護認定の必要性の理解や申請手続きが難しい場合もあります。そのようなときには、最寄りの地域包括支援センターに相談することをおすすめします。
要介護認定の流れを把握するとともに事前に十分な準備をして、必要な介護サービスを利用できるようにしましょう。
公開日:2023年12月18日