認知症を知っていくなかで、認知症の周辺症状(BPSD)とは何か、どのような原因で表れるのか気になる方もいるのではないでしょうか。
認知症の周辺症状は、脳機能の低下だけでなく、環境や心理状態、身体の不調など、さまざまな要因が重なって表れます。特徴や原因を理解しておくことで、適切な対応につながり、不安や症状の軽減が期待できるでしょう。
この記事では、認知症の周辺症状とは何か、周辺症状が出現する原因、おもな種類、対応のポイントなどを解説します。ご自身やご家族の状態に不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。
認知症の周辺症状(BPSD)とは?

|
|
中核症状 |
周辺症状(BPSD) |
|
おもな症状 |
記憶障害、見当識障害、実行機能障害、失行・失認・失語、理解・判断力の障害 |
抑うつ・不安、幻覚・幻聴、妄想、介護拒否、暴言・暴力、徘徊、不眠・昼夜逆転 |

*関連記事:認知症の段階別の症状は?今からできる4つの対策

認知症の周辺症状とは、中核症状を背景として二次的に表れる症状です。本人の性格や生活環境、心理状態、身体の不調など、さまざまな要因が影響します。こうした特徴から、すべての認知症の人に表れるわけではなく、種類や程度にも個人差があります。
周辺症状がみられた場合は、目の前の症状だけをみるのではなく、その背景にある原因を探し、本人に寄り添った対応を心がけることが大切です。
周辺症状によって日常生活に支障をきたしている場合や、本人や家族だけで対応することが難しい場合は、一人で抱え込まず医療機関や地域包括支援センターなどへ相談しましょう。

公開日:2026年8月17日