詳しい資料はこちら
公的介護保険の保険者とは誰なのか、どのような役割を担っているのかわからない方は少なくないでしょう。公的介護保険の保険者は公的介護保険制度を運営している全国の市町村や特別区などで、保険料の徴収や介護サービスの給付などの役割を担います。
転居などによって保険者が変更になったときには、一定の手続きが必要です。引き続き介護サービスを受けるためにも、保険者変更時の対応についても把握しておきましょう。
本記事では公的介護保険の制度のしくみや保険者・被保険者の概要、保険者の役割、保険者が変更になるケースと変更時の注意点について詳しく解説します。
介護保険制度は保険者、被保険者、介護サービス事業者の3者で構成された、介護が必要となった方を社会全体で支えるための制度です。
保険者は公的介護保険制度の運営を行っている市町村および特別区(東京23区)や広域連合のことで、被保険者は各市町村に住民票がある65歳以上の第1号被保険者、40歳~64歳の第2号被保険者に分類されます。
保険者のおもな役割には、公的介護保険加入者の資格管理や保険料の徴収などがあります。ほかの市区町村への転居などにより保険者が変更となったときには、14日以内に手続きを行うと要介護認定を引き継げる点を覚えておくとよいでしょう。
公開日:2024年12月20日