介護時にできる対策や注意点
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認知症の方が、大事な家族などの顔や名前、存在まで忘れてしまうことがあります。
配偶者や子どもなど、身近で大事な人のことから忘れていくので、周囲の方がそのような状況に大変ショックを受けるのは無理もありません。なぜ認知症の方は、大事な人から忘れてしまうのでしょうか。
この症状は認知症の記憶障害がベースにあり、新しい記憶から消えていくことに由来すると考えられています。したがって、直近で一緒に過ごしていた大事な人から忘れる症状に結び付くようです。
この記事では、認知症の方が大事な人から忘れていく理由と背景、忘れられた周辺の方がどのように対処すれば良いかを解説します。
認知症になった親や配偶者から「どなたですか」といわれるショック
認知症の方が忘れていく記憶には、時間や内容によって順番があります。しかし、家族の顔や名前、関係性を忘れてしまったとしても、人としての交流や愛情の交換は可能です。
家族の立場では戸惑うことも多いですが、認知症の方が生きる時間軸や世界を尊重し、温かく接するようにしましょう。
公開日:2024年1月26日