中核症状は脳の機能低下によって起こるもの
症状の一例として、記憶力や判断力の低下、物忘れ、時間や場所の認識が困難になることなどが挙げられます。
周辺症状は中核症状と周りの環境の影響によるもの
周辺症状は中核症状と異なり、認知症すべての人に出現するものではありません。また、周囲の対応や環境によって症状が軽減するケースもあります。
年齢を重ねることで、認知症への不安を感じる場面があるかもしれません。何か対策を講じたいと考えている場合は、実際に起こりうる症状などを詳しく知っておくことが必要です。
認知症の症状を大きく分けると、中核症状と周辺症状に分類されます。このうち、認知症症状の根本となる中核症状に関して理解を深め、適切に対応しましょう。
この記事では、中核症状で出現する障害や症状、記憶力の低下などを感じた際に行なっておきたい対策を紹介します。
ご自身の状態に不安を感じている方は、今後の対応にお役立てください。
認知症の中核症状とは?周辺症状との関係性も紹介
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認知症における中核症状とは、脳の機能低下によって起こる症状です。認知症になったほぼすべての人にあらわれる症状であり、進行すると日常生活に支障をきたすおそれがあります。
認知症にはさまざまな種類があり、あらわれる中核症状や進行スピードに違いがあることも理解しておく必要があるでしょう。
少しでもご自身の状態に不安を感じたら、万が一に備えられるように対策しておくことが大切です。
公開日:2023年6月30日